(2005.2.1-2005.11.29)
いつもの休日のようにゆっくりとモーニングティーを楽しみました。 コールポートの古くて美しい絵柄のティーセットを選んで、音楽はカラヤンのアダージョ集を聴きながら・・・。 居間の大きな窓からは鉛色の空が広がって大粒の雨が音をたてて降っています。 雪野原の白樺林は強風にゆれてうねっています。 となりのテニスコートはネットがはずされて四隅の鉄柱が木立に混じって立っています。 (2005.11.29) |
CONVERSATIONS WITH GOD より抜粋 (2005.11.17) |
カフェ・レストランモーツァルトで使用しているストーブは一見薪ストーブのように見えますが、いま注目されている木質ペレットストーブです。 電気でファンを送りコンピューター制御されているFF式ストーブで、おが粉を固めてペレット状にした燃料を使用しています。 (2005.11.09) |
朝霧がたちこめる冷たい朝。 ニセコアンヌプリも羊蹄山も見えない。 深い霧の中に白樺の白い幹だけが幾本も浮かんで見えます。 濃厚な山の空気。 湿った落葉のアロマティックなかおり。 ほのかにきのこのかおりも漂ってきます。 この冷たい空気がいい。 やまぶき色の落葉が、道路をうめつくしているその上をサクサクと音をたてて歩くのがいい。 静寂の中に天を仰ぐ木立の美しさがいい。 ここが好き。 心はいつもそう言っています。 (2005.10.25) |
『ダイアナ』〜〜天界のダイアナ妃より〜〜 人は物質的な快適さや豊かさを手にするのは、モノをいらないと思うようになったときです。 人が物質的なものに執着しなくなってはじめて、それを手にして楽しめるようになるのです。 モノに心を奪われ、執着すると、モノに支配されるようになり、モノを失くすとうろたえたり、他の人に分けあたえる余裕すらなくなります。 モノに支配される図式から抜け出すには、幻覚から覚めなければなりません。 幻覚にまどわされると、真実が見えなくなります。 あなたがたは居間に座り、テレビが流す何千人もの飢えた子供達の映像を漫然とながめることになります。 あなたの身に降りかかる問題でないかぎり、子供達を助けるための何の行動もとりません。 人はふつう、自分に役立つものは何か、という文脈で物事をとらえ、自己の利益を優先します。 心のなかで、あなたは、自分が大いなる全体の一部だと知っています。 画面に映った子供達が飢えているのは、頼りになる兄であり、賢い姉であるあなた方の責任であることも知っています。 なぜなら、あなた方は愛情と配慮、思いやりゆえに、また、その豊かさゆえに、彼等に分けあたえる責任があるからです。 彼らに何が起っているかを直視することは、あなたの身に起りつつある変化に影響します。 一つの人類に属す人間として、まわりの人が助けを求めているのに、あなた方だけが幸せになることはできません。 私の責任は、皆さまの心をひらくことにより、目をさましていただくこと。 そして皆さまの意識の一部になり、こちらの世界からニュースをお伝えすることです。 そして今回のニュース、それは、私がまさに今も生きつづけていること。 そうです、私は進化をつづけ、学びつづけています。 私はけっして沈黙いたしません、たとえ、遺体が地下約三メートルのところに葬られていても。 皆さまの心のクィーンとして、務めを果たすつもりです。 私は希望に燃えています。 私の魂はかつてないほど高揚し希望に燃えています。 私の声は日々、力強く大きくなっています。 あなた方が、愛ゆえにあたえたものを受け取り、愛ゆえに受けとったものをあたえるとき、あなた方の魂は意識の変化をとおして世界を治めていくのです。 心はそれに至る道を知っています。 あなた方はみな祝福された者。 ダイアナ (本文より抜粋) (2005.10.14) |
定休日の今日はお店の近くの方が、ぶどうが実ったから取りに来ていいよ、と言ってくださったのでぶどう狩りをしてきました。 お住まいの玄関回りの軒下にぶどうのつると葉が無造作に生い茂っています。 何年かけてここまで大きくしたのかしら? 彼の家は結構新しいはず。 手入れも肥料もなく放っていたらしいのですが、みずみずしくて大きくて甘いぶどうのふさが感激するほど沢山実っていました。 「嬉しい!嬉しい!」と歓声を上げて取らせていただきました。 グリーンとブラウンの大きな粒。 さて、夜はジュース作りです。 バッハのオーボエソナタを聴きながら大地の贈り物、はちみつ入りの美味しいぶどうジュースができました。 リッチに大ぶりのベネチアングラスに、濃厚なできたてジュースをたっぷり注いでいただきました。 おいしい〜〜〜! もちろん、明日お客さまにもお出しします。 (2005.10.4) |
〜〜〜〜ワイルドホップ〜〜〜 (2005.9.29) |
九月、初秋の気配から日増しに深い秋へと移っていきます。 白樺の葉が黄金色に色づきながら夏の仕事を終えて枝から離れます。 そして、いま、大自然の恵みの収穫の季節。 沢山の種類のとれたて野菜をいただきます。 旬の味はどれも贅沢で美味しい!! (2005.9.16) |
『ダイアナ』〜〜 天界のダイアナ妃より〜〜 1997年9月10日 (2005.8.9) |
雨があがって爽やかなここちよい風が室内を通り抜けます。 窓辺の白樺の葉の間から木漏れ日が夏らしい光を放っています。 もう7月も終わり、つい (2005.7.29) |
先日、ロザムンド・ピルチャーの「シェルシーカーズ」を読み終えて、これから「双子座の星のもとに」と「スコットランドの早春」を読みはじめます。 就寝前の読書はリラックスできて楽しいひとときです。 「シェルシーカーズ」は深い感動とともに終了しました。 (2005.7.26) |
いま私は、以前から読みたいと思いながら、その機会を逸していたロザムンド・ピルチャーの『シェルシーカーズ』上・下をやっと読みはじめることができました。 お店のメニューの下ごしらえや、ケーキ作り、掃除など、きりがないくらいの仕事に充実した時間を費やしてはいますが、それ以外の私だけの貴重なひとときを持っていたいと心がけてきました。 たとえば、散歩の中から自然の移り変わりの気配を感じたり、音楽をゆっくり楽しんだり、という至福の時をこれから暫くは『シェルシーカーズ』にあてることになります。 (2005.7.12) |
( Conversations with God ) より抜粋 わたしは、世界がいまのようであるのはー雪の結晶が雪の結晶として存在するようにーはっきりと意図された結果だと言っている。 あなたがたが、そういう世界を創り出したのだ。 自分の人生を創り出したように。 わたしが望むのは、あなたが望むことだ。 あなたがほんとうに飢餓を終わらせたいと思った日に、飢餓はなくなるだろう。 そうするための力はすべて与えてある。 その選択をするための道具をあなたがたはすべてもっている。 だが、そうしなかった。 できないからしないのではない。 世界は明日にでも飢餓を終わらせることができる。 あなたがたが、その選択をしないのだ。 毎日四万人が死ぬのには、やむをえない理由があるのだと、あなたがたは言う。 だが、そんな理由はない。 あなたがたは毎日四万人が餓死するのを止められないと言いながら、一方では毎日五万人の新しい命を誕生させている。 それを、あなたがたは愛だと言う。 それが神の計画だと言う。 そんな計画は論理的でもなく、根拠もない。 まして、同情とはなんの関係もない。 あなたがたが選んだから、世界はいまのような状態なのだ。 あなたがたは、組織的に環境を破壊しておいて、いわゆる天災を神の残酷ないたずらだ、自然の厳しさだと言う。 だが、自分にいたずらを仕掛けているのはあなたがた自身であり、残酷なのはあなたがたのやり方だ。 自然ほど優しいものはほかにない。 そして、自然にたいする人間の仕打ちほど残酷なものもほかにない。 それなのに、あなたがたは手をこまねいて、全責任を否定している。 自分達の過ちではないとあなたがたは言うが、それもあたっている。 過ちではなく、選択の問題だからだ。 (2005.7.4) |
『神との対話』Conversations with God ”おおぜいのひとが、この本のおかげで自分は変わったと語ってくれた。 真剣な心と、魂のあこがれと、開かれた精神をもち、真実を求める旅を始めたひとたちすべてへの、すばらしい贈り物だ。” (以上本文より抜粋) (2005.6.26) |
ニセコはいまとても美しい季節です。ふくよかでえもいわれぬ優しい自然に満ちあふれています。 深い朝もやにかすむ白樺の白い幹、 残雪のアンヌプリ、 野草の可憐な花の群生、 山菜の宝庫・・・ (2005.6.18) |
先日、アルバンベルク四重奏団のギュンター・ピヒラーさんはじめ四人全員のサイン入りのCDをある方からいただきました。 演奏会に行かれた時サインをお願いしてカフェ・モーツァルトへ進呈くださったのでした。 やったー!アルバンベルク全員のサイン入りなんて夢みたい、と、大喜びしました。 (2005.6.10) |
火曜日の定休日はとても忙しく過ぎていきます。 この間からお店の横に恥ずかしいほどの小さなハーブガーデンを作っています。 砂利と粘土質の硬い雑草混じりの土を掘り起こし(これが大変、すっかり腰を痛めてしまいました)よくわからないなりに、土と肥料を混ぜて幾つかのハーブを植えました。 採れたてのハーブをお料理に使うとほのかな香りが何とも贅沢な一品に仕上がります。 (2005.6.7) |
『魂との対話』(THE SEAT OF THE SOUL)
あなたの魂は永遠に死ぬことのないあなたの一部である。全ての人間が魂を持っている。しかし五感の知覚領域内にとどまり続けているパーソナリティは魂の存在に気づかず、それゆえにその魂によるさまざまな影響を認識することができない。それを認識するには、五感の限界をうち破り多感覚的にならなくてはならない。そうなったときからパーソナリティは自分の直感、ひらめき、フィーリングといったものを重要視するようになる。五感のみを用いていたのでは入手できない情報を入手できるようになるということにほかならない。
あなたの魂はあなたの胸の中の一空間を占有する受動的な存在、あるいはたんなる理論上の存在などではけしてない。 それは、あなたという人間の中心部に存在する、確たる目的をもつ積極的な力である。あなたがかかわっているエネルギー力学の性質を理解する,あなたの一部であり万人を無条件に愛し、まったく裁くことなく受け入れることのできるあなたの一部である。
もしあなたが自分の魂について知りたいならば最初のステップは、自分が魂をもっていることを認めることである。 そして次のステップは、このように考えることを自分に許すことである。『もし私に魂があるのならそれはどんなものなのだろう?
魂は何をほしがっているのだろう? 魂と私はどんなかんけいにあるのだろう? 魂は私の人生にどんな影響を及ぼしているのだろう?』
(2005.6.2) |
連休を含んだ5月は沢山のお客さまが店に来てくださいました。一人できりもりしているため待ち時間が長くなる時もあり、ご迷惑をおかけしました。この文中で心からの感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。 (2005.5.27) |
読んだ本の紹介です。 セスは語る(Seth Speaks) (2005.5.23) |
佐藤正美さんの曲だとわかって聴いた曲は”雨上がりの空”というギターソロでした。雨上がりの空にすがすがしい小鳥のさえずりが聞こえてくる、さわやかでエレガントな曲です。店のYoshii9でこれを聴くと、まるで自分が戸外に立って体験しているような臨場感そのものです。 他の曲も聴いてみたいと思っていたら、知人がサイン入りのCDを持っておられて彼を知っていました。 そよ風のショーロ (2005.5.16) |
あなたはご自分の感情に耳を傾けていますか? 感情は魂の言葉です。 自分がどう感じているのかを さぐることは重要です。 自分の外側にではなく、内側に目を
向けて内面深くさぐっていくと必ず今、自分がどう感じているのか、 自分にとっての真実とは何か、に行き着きます。 感情をどう 扱うかを学んでいないため、厄介もの扱いしていますが、
あなたのもっとも深い感情の中に最も高い真実が隠されています。 参考 GARY ZUKAV [SOUL STORIES] NEALE DONALD WALSCH [CONVERSATIONS WITH GOD] (2005.5.8) |
舘野泉さんのエッセー「ひまわりの海」を読みました。 その中にデオダ・ド・セヴラックのピアノ曲『大地の歌、ラングドック地方にて』について熱い想いが書かれてありました。 (2005.5.3) |
朝、目覚めと共にカーテンを開けると羊蹄山が 目に飛び込んできます。窓からはみ出るその山は 圧倒するほど大きく、深々と雪で覆われて晴れた
朝には陽に輝いて目が眩むほどに迫ってきます。 (2005.4.21) |
私は、R・シュトラウスの音楽も大好きです。 数年前、いくつかのつらい出来事が重なって、激しい落胆におそわれ、苦しい毎日が続いていました。私自身の土台が崩れてしまったのです。 ―― そうして、そこから得たものが、これからの私にとって、かけがえのない歩みとなって、顕現されていくのだろうと感じています。 そんな時間を経過して、再び静かに、この「四つの最後の歌」を聴いていると、しみじみと深い感動へといざなわれます。 波乱万丈だった長い人生を全うした作曲家が、その終焉の時、静かで、安らかな、しかも、光り輝く色彩に溢れんばかりの珠玉の音楽を私たちにプレゼントして下さった、そう思わずにはいられません。 この曲に惹きつけられるのは、一つ一つの曲に、四季おりおりの豊かな自然の風景が心の中で描かれるからでもあります。その風景はまた、年令と共に変わります。 巡りゆく季節の中で、私たちもまた、めぐりゆく者。音楽に風景を重ねる事は、その曲がより深く自分とかかわっていきます。とてもいとおしい音楽として再現されます。私はルチア・ポップ、デボラ・ヴォイトの歌を聴いていますが、色々な歌い手で聴いてみるのも楽しいことと思います。 (2005.4.7) |
私は、私自身の内面を豊かに養っているのだろうか? 「Conversation With God」--サンマーク出版-- からの抜粋 あなたがたは肉体と精神と魂という三つの部分からなっている。大半の人は自分を肉体として経験する。三十才を超えると、精神すら忘れられてしまう。読書もしなくなる。ものを書くこともなくなる。教えられなくなる。学ばなくなる。精神は忘れられる。養われない。ひろげられない。新しいインプットはない。最低のアウトプットしか求められない。精神は糧を与えられない。目覚めない。なだめられ、にぶる。精神をにぶらせることばかりをする。テレビ、映画、くだらない本。何をするにしろ、ものを考えない。まったく考えない!たいていの人は肉体のレベルで人生を送る。考えてみれば、たまらなく悲しいことではないか。あなたは魂を養っているだろうか?そもそも魂の存在に気づいているだろうか?魂を癒しているだろうか?傷つけているだろうか?成長しているだろうか?退化しているだろうか?拡大しているだろうか、縮小しているだろうか?あなたの魂はあなたの精神と同じように孤独だろうか?もっと無視されているだろうか?あなたが前回魂を感じたのはいつのことだったろう?喜びに泣いたのはいつだった?詩を書いたのは?音楽をつくったのは?雨の中で踊ったのは?パイを焼いたのは?絵を描いたのは?赤ん坊にキスをしたのは?ネコを抱き上げてほおずりしたのは?山登りをしたのは?裸で泳いだのは?夜明けに散歩したのは?ハーモニカを吹いたのは?夜明けまで話し込んだのは?何時間も海辺で森の中で愛し合ったのは?自然とふれあったのは?神を求めたのは?黙って座り、自分という存在の最も深い部分にまで旅をしたのは、いつだった?魂に「やあ」とあいさつしたのはいつだった? --- by Neale Donald Walsch --- (2005.3.13) |
今日は最近読んだ本の中で、たいへん感動した本を紹介させていただきます。 1984年米国副大統領候補者にノミネートされた女性、そして、ファンデーシァン・フォー・コンシャス・エボリューション代表(The Foundation for Conscious Evolution)でもある未来学者バーバラ・マークス・ハバード著書「意識的な進化(Conscious Evolution)」=ナチュラルスピリット社刊= という本です。 私はこの本を読んで本当に驚きました。私たち人類の未来に、これ程深い洞察力と大いなる志について書かれた本があるなんて!そして彼女と同じく人類への目覚めと希望と光と大いなるビジョンを私たちに贈り続ける多くの未来学者たちがいることも知りました。このかけがえのない美しい地球にいる一人としてあなたも是非興味を持って、読んでいただきたいと思い紹介しました。 *** ・・・・この未来のビジョンは、私の直観であり、私のハートが望んでいるものです。また私が選択したものであり、私の姿勢なのです。これを読みながら、あなたの選択するものは何か、未来に強く望んでいるものは何か、考えてみてください。目先のことではなく、五百年ほど先の人類が次の進化の段階に進むころのことを考えましょう。人類の持つ最高の創造力がつながっていき、新しい基準が確立されることを想像したとき、果たして、何が見えてくるのでしょうか。 (以上本文より抜粋) (2005.2.26) |
ニセコアンヌプリの山に越してきて15年がたちました。ここで出会った人たちは優しい。
本当に好きなことをして暮らしたいと思って、いざなわれてきた人たちは、心がやわらかい、人生をあきらめない。
そして、ここはステキな場所です。
みずみずしい若葉の匂い、木々のゆれる音、肌にあたるひんやりとした風の感触、
夜空の星のきらめき、黄金色の林、そして冬の山に輝くナイターの明り・・・・・
自然の贈りもので満ちみちています。
時々、心に感じた事や、読んだ本の紹介、聴いた音楽について・・・などなど
らくがきしてみたいと思います。
どうぞよろしく!
(2005.2.1)
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