過去のMonologue
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夜、満月が羊蹄山の上にほの白い光を発して浮かんでいました。 その美しい光景はたとえようがなく、神秘的で幻想的でした。 その少し前、夕映えの色彩の中でニセコアンヌプリが静寂の中にたたずんでいました。 ナイタースキーがクローズして元の穏やかさにもどりつつあるスキー場は、でも、雪はみごとにたっぷりあるので、まだまだ堪能できます。 お隣のプロボーダーのお姉さんは先日「羊蹄山の上から滑ってきた」と、日焼けした笑顔で話していました。 それはそれはエキサイトしたことでしょう。 『人間の価値というものの源はなにかといえば、それは主として、思いやりであるといえよう。 われわれの隣人たちにたいする思いやり、すなわち不幸や悲惨な状態にたいする共感ーこれが、人間的な価値の根源であり、この根源が思いやりという形をとって具体的にあらわれてくるのである。 しかし、人間の価値には、もう一つのまったく別な源がある。 それはすなわち、孤独な、くもりのない思惟からでてきた義務観念である。 くもりのない思惟は、人間を善に、そして不屈にする。 なぜならば義務観念と、くもりのない思惟とによって、その人間の人生はより簡素に、より充実したものに、より豊かなものになるからである。人生がそのようになるときわれわれをとりまく世界の不幸は少なくなり、われわれと環境とのあいだの摩擦は緩和され、人間の幸福は増大し、われわれの心の平和が強化される。 いま述べた点についてもアインシュタインは、他に類例のない存在だということができる。』 (”アインシュタインの世界”より抜粋) (2006.4.17) |
うすい雲間から射す柔らかい陽ざしの中で、降ったばかりの粉雪が風に舞い上がると、陽に照らされてキラキラと輝いて、まるで光の花吹雪のようです。 この柔らかな明るさが春にちかづいているのを感じます。 (2006.3.17) |
8年前にポール・メイエの”プレイズ・シューマン”のCDを買いました。 (2006.2.27) |
読んだ本の紹介です。 (2006.2.10) |
モーツァルトがフリーメーソンの会員であったことはよく知られています。 阿部謹也 著”中世の窓から”(朝日選書)を読むと、モーツァルトが生きていた時代のヨーロッパの、人と人との関係、人と物との関係が理解でき、その歴史と文化のなかで私達が愛してやまない音楽が誕生したことを思うと、あらためて興味をもちます。 中世での職人組織のなかでも、とりわけフリーメーソン(自由な身の石工)は全体意識が高く進歩していたようです。
(2006.2.4) |
*******親愛なる天才モーツァルトへ**** セスは語ります・・・ (2006.1.27) |
除雪でできた大きな雪の山に、すっぽり隠れてしまったモーツァルト。 裏の屋根は窓から出入りして除雪しています。 玄関前のドイツトウヒの枝は大雪でうなだれています。 「場所がわからなくなった」「通り過ぎてしまった」「入り口で車がうまってしまった」・・・それでも執念で店内に入ってきてくださるお客さま、嬉しいです。 「これじゃ全然見えないよ」「看板立てたら?」・・・と、いろいろご心配くださりありがとうございます。 (2006.1.19) |
明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 元旦 (2006.1.1) |
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